幸せは人それぞれ

生きている限り尽きることのないハプニングの記録・・・時々自戒もこめて

発達障害?だったらどうする? ~その3~

彼の場合、何が問題なのか

同僚にとって、彼がサポート作業しかできないことについて特に問題はない。クラスが彼のほうが上だったとしても、すぐにみんな彼を追い抜いていくから。何より彼はもう30代後半。みんな心配こそすれ、彼の処遇に関して特に関心をもつことはない。

上司にとって、彼は少しやっかいである。常に管理下におかなくてはならない。作業を丁寧にかみ砕いて渡す必要がある。途中経過を把握する必要がある。ミスなく完了したか確認する必要がある。しかしそれも慣れてしまえばそれほど問題にはならない。

本人にとってはどうか。プライドが高く年齢を気にしている。相手が年下かどうかで態度が変わる。しかしその年下に毎年追い越されていく。常に劣等感を感じているに違いない。自分の少し特異な性質を認めてしまえば、楽になれるだろうに。しかしおそらく自分の性質について他人と違うことに気が付いていない。仕事の幅を広げたいと彼は言う。今の職場で難しいから他の職場を探したからといってうまくいくわけではない。うまくいかないことは常に周りの人や環境のせいにしている。根本的な部分で、つまづいていることに気が付いていない。

とはいえ、このまま何年も同じ状態で会社生活を続けられるとは思えない。もちろんそこまで赤の他人の私が考えるのはおせっかいでしかなく、彼自身の問題ではあるが・・・。

少なくとも事実を伝える必要がある。単純作業以外難しいことについて、今のポジションのまま働き続けることもいずれ難しくなることについて。それが今考えられる最善の方法ということはわかっているのだが、どういう伝え方をすればいいのかわからない。